「介護と育児が重なるなんて、自分だけじゃないか」と思っていませんか?
実はこの状況、「ダブルケア」と呼ばれ、日本では約25万人が経験していると言われています。
でもSNSやブログで発信している人はまだ少なく、リアルな情報がなかなか見つからないのが現状です。
このブログを書いているわたしも、ダブルケアの当事者です。
2人の未就学児を育てながら、1年以上母の介護をしています。
同じ境遇の方に「わかる」と思ってもらえるような、リアルな体験を発信していきます。
わたしのダブルケアが始まった経緯
1年ほど前から、母の介護が始まりました。
最初は週に数回、様子を見に行く程度でした。
でも母の状態が少しずつ変化していき、2026年5月に入ってからはほぼ毎日実家へ通うようになりました。
転機になったのは、介護を支えてくれていた父が体調を崩したことです。
しばらく安静が必要な状況となり、それからは父の穴を埋める形でわたしがメインで介護にあたることになりました。
ヘルパーさんや訪問看護の方も来てくださっています。
でも頻回トイレの対応や日用品・食品の買い出しなど、日中のサポートはどうしても人の手が必要で。
気づけば仕事をする時間はほぼゼロになっていました。
ダブルケアの1日はこんな感じ
参考までに、今のわたしの1日の流れを書いておきます。
- 7:00 子どもたち起床
- 7:30 朝食・身支度
- 9:00 保育園の送迎、PC作業
- 10:30 実家へ移動、母のトイレ介助や食事準備
- 13:00 買い出しや日用品の補充、掃除
- 15:00 実家を出る
- 15:30 自宅へ帰宅、家事、仕事(できる日は)
- 17:30 保育園のお迎え
- 18:00 子どもたちの夕食・お風呂
- 21:00 子どもたちが寝たら仕事or家事
仕事の時間はほぼ取れていません。
それでも保育料は月5万円以上かかっています。
仕事のために保育園に預けているのに、肝心の仕事時間が取れないというもどかしさは、経験した人にしかわからないと思います。
ダブルケアに対する正直な思い
ここからは、少し重たい話になってしまいますが…
介護に追われていると、「お金を稼ぐ時間を奪われている」と感じてしまうことがあります。
その気持ちに気づいたとき、自分が嫌になりました。
病気と闘っている母に対して、なんてことを思うんだろうと。
同じくらいの子どもを持つ友達が、両親に預けてリフレッシュしている様子をSNSで見るたびに、ちょっとだけ辛くなります。
リフレッシュがしたいわけじゃない。
ただ、仕事に集中できる時間が欲しいだけなのに、それすら贅沢なのかなって。
30歳を超えて、そろそろ自分の力でしっかり稼ぎたい。
子どもたちにも還元していきたい。
その気持ちだけが先走って、毎日焦ってしまいます。
でも同時に思うんです。
母のそばにいられる時間には限りがある。
心細くならないように、近くにいてあげられるのは自分だからこそできることだ、と。
だから今は、「働くのはいつでもできる」と言い聞かせ、母のそばにいることを選んでいます。
ダブルケアで実際に助かっていること
大変なことばかり書きましたが、少しだけ「これがあって助かった」というものも紹介します。
- 食材宅配・ミールキット
買い物に行けない日が続く中で、食材宅配には本当に助けられました。献立を考える余裕もないときに、食材がまとめて届くだけで気持ちが楽になります。我が家はコープを利用しています。 - 見守りカメラ
実家にいられない時間帯の母の様子が心配で、見守りカメラを設置しました。スマホから確認できるので、外出中も安心感が段違いです。 - キーボックス
緊急時にケアマネさんや看護師の方が開錠できるように設置しました。
安全面はもちろん、慌ただしい日々の中で少しでも手を抜ける部分は抜いて心の余裕を保つことが大切だと感じています。
同じ境遇の方へ
ダブルケアは、経験した人にしかわからない大変さがあります。
でも発信している人が少ないから、情報も少ないし、孤独を感じやすい。
このブログでは、わたしのリアルな体験を包み隠さず発信していきます。
グッズ、宅配サービス、住み替えのことなど、実際に役立ったものを紹介していくので、同じ境遇の方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
一緒に、なんとか楽しんでいきましょう。
よくある質問
Q. ダブルケアとは何ですか?
A. 子育てと親の介護を同時に行っている状態のことです。
内閣府の調査では国内に約25万人いるとされていますが、実際はもっと多いと言われています。
Q. ダブルケアで使える公的サポートはありますか?
A. 介護保険サービス(ヘルパー・訪問看護など)や、自治体によってはダブルケア向けの相談窓口があります。
まずは地域の地域包括支援センターに相談することをおすすめします。
Q. 保育園の審査にダブルケアは考慮されますか?
A. 自治体によりますが、就労と介護を両方の理由として申請できる場合があります。
市区町村の窓口に確認してみてください。

