レストランの経営や保護司として活動していた新庄博志さんが、担当していた男性に刺されるという非常に痛ましい事件が発生しました。
2024年5月26日に滋賀県大津市仰木の民家で死亡しているのが見つかり、死因は刃物のようなもので刺されたことによる出血性ショックだったそう。
そこで本記事では保護司として活動していた新庄博志さんについての情報をまとめました。
・新庄博志さんが殺害された事件の概要
・新庄博志さんの家族構成
・新庄博志さんが経営するレストランの情報
・新庄博志さんの事件に対する世間の声
以上の疑問についてまとめていきます。
新庄博志さんが殺害された事件の概要
出典;YAHOO!JAPAN NEWSより引用
まず新庄博志さんが殺害された事件の概要についてです。
殺人の疑いで逮捕されたのは大津市の無職、飯塚紘平容疑者(35)です。飯塚容疑者は5月、大津市の住宅で、この家に住むレストラン経営の新庄博志さん(60)の上半身を刃物で複数回刺して、殺害した疑いが持たれています。 警察によりますと飯塚容疑者はコンビニ強盗をした罪で2019年に執行猶予判決を受けていて、保護司の新庄さんが更生支援を担当していました。
出典;YAHOO!JAPAN NEWSより引用
新庄博志さんは飯塚紘平容疑者の保護司として更生支援を担当していました。
警察の調べに対して、飯塚容疑者は「私はやっていませんし、何も答えたくありませんと」と容疑を否認しているとのことです。
そもそも保護司とは一体何なのか調べました。
保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。
出典;法務省HPより引用
保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、給与は支給されません。
保護司は、民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性を生かし、保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から地域社会に戻ってきたとき、スムーズに社会復帰を果たすことができるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や、地域の方々に立ち直り支援への理解と協力を求める犯罪予防活動を行っています。
保護司は、安全で安心な地域社会を保つために、地域社会の一員として、誰かが担わなければならない役割を果たされている方々であり、全国で約4万7,000人が活躍されています。
驚くべきことに保護司は基本的にはボランティアとして活動されており、今回のような事件が発生することで保護司としての在り方が問われる大きな問題となります。
現在は全国に47,000人の保護司が活躍されているということですが、新庄博志さんもそのうちの一人として社会復帰を支援していました。
新庄博志さんの家族構成
新庄博志さんは結婚しており妻子がいますが、別居中で事件当時は1人暮らしでした。
死亡したとみられる5月24日も面談の予定があり、午後7時ごろ、飯塚容疑者が新庄さんの自宅を訪問。 その後、数十分以内に歩いて立ち去る姿が、周辺の防犯カメラに映っていたという。 警察は、飯塚容疑者が面談の際に襲った疑いがあるとみて調べている。
出典;YAHOO!JAPAN NEWSより引用
面談で新庄博志さんの自宅を訪問していたことから、一人暮らしであることも知っての犯行だったとも考えられますね
新庄博志さんが経営するレストランの情報
新庄博志さんが経営するレストランは滋賀県内にあるベルヴァンブルージュというレストランです。
店員さんはどなたも笑顔でキチンとしていて、とにかく居心地のいい空間にして下さってると思います。
2160円でボリューム満点で、ロケーション最高な場所でランチいただきました。
ちょうどランチの時間だったので20分ほど待ちました。
出典;食べログの口コミより引用
テラス席に案内してもらいました。忙しい時間帯でもスタッフさんは感じよかったです。
来店する時間帯によっては待ち時間が発生するほど混雑している人気なレストラン。
店員さんの接客などの評価がとても高いのが印象的です。
新庄博志さんの事件に対する世間の声
保護司である新庄博志さんが殺害された本事件について、世間の声を集めました。
保護司のマンガがあって映画にもなっているが、ほぼボランティアというよりは、完全にボランティアだと思うのだが、国はこう方々を当たり前の如くボランティア状態にしておくのは、善意への甘えや怠慢だと思う。
報酬の有無というよりは、保護司という仕事がとにかく善意で成り立ってる仕事なのに全く守られていないところが問題。今回は加害者の支援方針に間違いがあったんでしょう。執行猶予なんかつけて保護司任せにしたようだが、見れば知的障害があるらしいし、犯罪の過去とは関係なく性格か精神的に問題があるように思う。こんなやつを野に放った裁判所や弁護士に責任があるだろう。加害者が更生すべきは犯罪に対してではなくものの考え方や性格、人付き合いのところ。それは保護司の仕事なのか?保護司が守られない制度がおかしい。
亡くなられた保護司の方は、これまでも身の危険を感じることはあったでしょうし、信じては裏切られる繰り返しだったのではないかなと想像します。 気軽なボランティアではないし、なかなか覚悟がいる仕事だと思います。 この方々の存在で、ある意味地域の安全が守られているとも言えるので、ご本人達の身の安全を守る対策や、待遇を考えてほしいです。
世間の声として、善意で成り立っている保護司という仕事を改めて見直すべきだという声が多く上がっていました。
気軽なボランティアとしてできる仕事ではなく覚悟のいる仕事であることから、安全を守る対策や待遇を国が考えていく必要があるという意見はまさにその通りですね。
まとめ
レストランの経営や保護司として活動していた新庄博志さんが、担当していた男性に刺されるという非常に痛ましい事件についてまとめていきました。
この事件によって保護司というボランティアの在り方について考えるべき課題が多く浮き彫りになりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。