2025年8月21日に甲子園決勝の切符を勝ち取った沖縄尚学高校。
チアやイケメン選手の存在も話題になっていますが、大きな盛り上がりを見せているのが応援歌の「ハイサイおじさん」。
本記事では甲子園決勝に駒を進めた沖縄尚学高校の応援歌「ハイサイおじさん」の歌詞の意味、他の応援歌についてもまとめていきます。
【動画】沖縄尚学応援歌「ハイサイおじさん」ネットの反応
甲子園決勝に進んだ沖縄尚学高校ですが、話題になっている応援歌「ハイサイおじさん」の動画がこちら！
特にチャンス時のハイサイおじさんの迫力がすごいということでXではトレンドに上がるほど話題になっています。
決勝打の沖縄尚学・比嘉大登、指笛響いた大声援に 「ここは沖縄の球場かと⋯。応援がすごくて楽しかった」 いや、確かにこの応援団は沖縄ならでは！！ 決勝も頑張って応援頼む！！
沖縄尚学のハイサイおじさん、 甲子園決勝戦バージョンが今から楽しみすぎる
ハイサイおじさん、クセになる♪
決勝の舞台に轟く怒号のようなハイサイおじさん楽しみだな
野球の頂上決戦を楽しみにしているだけでなく、どんなハイサイおじさんが見られるのか楽しみにしている人も多いことが判明しました。
沖縄尚学「ハイサイおじさん」の歌詞の意味
沖縄尚学の応援歌「ハイサイおじさん」の歌詞の由来を調べてみたら怖かったという声も上がっています。
なぜ怖いと言われているのか、その理由を調べてみました。
「ハイサイおじさん」は喜納昌吉が作詞作曲した沖縄の代表曲で、歌詞は明るいメロディーとは裏腹に、沖縄戦の悲劇を背景にしています。
モデルとなったのは、妻に娘を殺害された悲劇により、村八分同然の境遇となった隣人のおじさんで、喜納が初めて作った歌です。
歌詞の背景にある悲劇
- モデルとなった人物:歌詞に登場する「おじさん」は、喜納家の隣人であった実在の人物。
- おじさんの悲劇:このおじさんの妻が精神を病み、実の娘を殺害して鍋で煮るという事件を起こし、村八分にされた。
- 喜納との交流:悲劇により孤独となったおじさんが、喜納の家へ酒を無心に来るようになり、交流が始まりました。
- おじさんの虚言と妻の狂気:おじさんは以前は校長だったと語っていましたが、それは虚言で、実際には遊廓の馬子でした。また、おじさんが酒量が増え、戦災でホームレスになった女性を連れ込んできたことが、妻の狂気の原因の一つになったとされています。
- 歌の誕生:喜納は、この孤独なおじさんとの触れ合いの中で、「このおじさんに歌を作ってあげよう」と思い立ち、生まれて初めて作詞作曲したのが「ハイサイおじさん」でした。
「ハイサイおじさん」と甲子園
- 歌詞に「甲子園」という言葉はありませんが、喜納昌吉の楽曲である「ハイサイおじさん」は、高校野球（甲子園）の応援歌として広く知られています。
- 明るくコミカルな歌詞と歌い出しで、甲子園球場で流れると、多くの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。
このように陽気な楽曲の裏には、沖縄戦の傷跡と、一人の男性の悲劇的な人生が隠されているのです。
沖縄尚学の応援歌動画4選
沖縄尚学の応援歌動画4選がこちら！
- ハイサイおじさん
- 沖尚サンバ
- オジー自慢のオリオンビール
- ヒヤミカチ節
どれも迫力がある動画で、見応えがありますよね！
まとめ
本記事では甲子園決勝に駒を進めた沖縄尚学高校の応援歌「ハイサイおじさん」の歌詞の意味、他の応援歌についてもまとめていきました。
決勝では更なる盛り上がりが見られること間違いなしですね！