2024年6月12日にミセスグリーンアップルがコカ・コーラとコラボし新曲となる「コロンブス」をリリースしました。
ところがMV公開と同時に差別的な表現が見られるとして炎上、MVも公開停止となってしまいました。
・ミセスグリーンアップルが炎上した理由4選
・ミセスグリーンアップル「コロンブス」のMVの監督は誰?
・コカ・コーラとのコラボ商品はどうなる?
・コロンブス炎上に対する世間の声
以上についてまとめていきます。
ミセスグリーンアップルが炎上した理由4選
コロンブスMVが炎上した経緯
まずはコロンブスMVが炎上した経緯を見ていきます。
・新曲「コロンブス」がリリースされる
・公式YouTubeにMVが公開されると批判コメントが殺到する
・Xでトレンド入りし話題に
・同日午後には大森大貴さんやレコード会社が謝罪文発表
・MVの公開停止
・コカ・コーラ社とのタイアップCMも公開停止
あっという間に批判の声が広がり、2日間で世間を大きく騒がす騒動となってしまいました。
大森大貴さんが発表した謝罪文はこちら。
「コロンブス」のMusic Videoを制作するにあたり、
・年代別の歴史上の人物
・類人猿
・ホームパーティー
・楽しげなMV
という主なキーワードを、初期構想として提案しました。
類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました。
決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です。
この度は本当に申し訳ございませんでした。
以後このようなことが無いよう、細心の注意を払い、表現することに対して誠実に、精進してまいりたいと存じます。
出典;ミセスグリーンアップル公式HPより一部引用
コロンブスが炎上した理由3選
コロンブスのMVを公開したことで炎上した理由は大きく以下の3点が挙げられます。
- コロンブスの歌詞が先住民を馬鹿にしている
- コカ・コーラとのタイアップであること
- 制作者含め確認不足
それぞれ詳しく見ていきます。
コロンブスの歌詞が先住民を馬鹿にしている
そもそもタイトルがコロンブスという時点で批判を浴びています。
多くの人が知るコロンブスは「アフリカ大陸にたどり着いた探検家」だと思いますが、実は「侵略者」や「奴隷商人」としての顔も持ち合わせるのです。
そしてコロンブスのMVでは
- 原住民を猿のように表現する
- 猿に人力車を引かせている
- 猿が死を悼むシーンをコロンブス(ミセスメンバー)が鑑賞している
など、原住民を猿・奴隷扱いしたり、意図が不明なシーンが多々見られることが大きな批判を招くことになりました。
コカ・コーラとのタイアップであること
また今回のタイアップ楽曲がアメリカに本社をもつコカ・コーラとのタイアップだった点も批判を招く要因となりました。
コカ・コーラとのタイアップでコロンブスという楽曲名を使用する時点で、配慮に欠けていたとせざるを得ない問題と感じます。
一方で今回の事案に対しコカ・コーラは下記のような声明を発表しています。
「コカ・コーラ社はいかなる差別も容認しておりません。今回の事態を遺憾に受け止めております」
出典;YAHOO!JAPANニュースより引用
キャンペーンソングである同曲のMVについて、コカ・コーラ社は事前に内容を把握せず丸投げ状態だったことが考えられます。
制作者含め確認不足
そして一番の理由は確認不足。
多方面に問題がないかを確認していることと思いますが、誰も疑問に感じなかったのかという点においても批判が殺到しています。
最終的には公開すべきでないという判断をしなかったということで、誰も違和感を感じないまま公開に至ってしまいました。
ミセスグリーンアップル「コロンブス」のMVの監督は誰?
「コロンブス」のMVを監督したのはミセスグリーンアップルのボーカルである大森大貴さんと言われています。
「コロンブス」のMusic Videoを制作するにあたり、
・年代別の歴史上の人物
・類人猿
・ホームパーティー
・楽しげなMV
という主なキーワードを、初期構想として提案しました。
出典;ミセスグリーンアップル公式HPより一部引用
謝罪文を発表しているのは大森大貴さんであることから、ご本人が初期構想として提案したということで謝罪しています。
コカ・コーラとのコラボ商品はどうなる?
今回の炎上を受けコラボ商品の販売はどうなってしまうのか、ファンの方々からは不安な声も多く聞かれています。
現時点では継続して販売されているようですが、今後は販売が中止される可能性も十分にあり得ます。
コロンブス炎上に対する世間の声
コロンブス炎上に対する世間の声を見ていきましょう。
「いかなる差別も容認していない」と言い切るのなら、コマーシャルソングに使う歌のMVはチェックされた上で差別に当たらないと判断したと言うことをですね。広告代理店に丸投げするからこのような事が起きるのでしょう。
弊社ではミュージックビデオの内容に関しましては、事前に把握をしておりません それはそれで、かなり無責任ですね MVはもっと色んな方が目を通して、確認しているものだと思っていました。大企業とのタイアップ曲なら特に 何も知りませんでしたと、言い切れるのが凄いです
コカコーラ社が何も知らなかったは 正直信じ難い。 もし本当にそうなら、あまりにも丸投げし過ぎだろうと思う。 タイトルが、そもそも『コロンブス』なんだから。 自社の危機管理の甘さが露呈したのではないかという印象すら感じる。 ミセスの曲のタイトルと中身の詩をちょっと変えて、もう一度作り直しして欲しいと個人的には思う。メロディが良いだけに本当にとても残念。 メロディはお蔵入りにして欲しく無いと個人的には思っている。
まとめ
本記事ではミセスグリーンアップルがコカ・コーラとタイアップした楽曲「コロンビア」のMVが炎上した件について紹介していきました。
2022年に活動を再開し、これからの活動が期待されていただけに悲しみの声も相次いでいます。
今後どのように本件が収束していくのか気になります。