JR東海と西日本は「新幹線のお医者さん」と呼ばれ、小さい子どもから大人にまで親しまれている「ドクターイエロー」が引退すると明らかにしました。
本記事では老朽化を理由にJR東海は2025年1月に引退、JR西日本は2027年以降をめどに引退すると発表したドクターイエローについて調査しました。
・ドクターイエローや引退理由について
・ドクターイエローはどこで目撃できる?
・ドクターイエロー引退に対する世間の声
上記の疑問についてまとめていきます。
ドクターイエローや引退理由について
ドクターイエローや引退理由について紹介していきます。
ドクターイエローについて
ドクターイエローといえば、「幸せの黄色い新幹線」「新幹線のお医者さん」とも呼ばれ、小さいお子さんを中心に幅広い年代に愛されています。
T4編成は2001年から運用が開始され、約10日に一度実際の営業路線を走行しながら、電気設備や軌道設備などの状態をチェックしていました。
そして2005年に登場したT5編成と交互に走行し、東海道・山陽新幹線(東京駅~博多駅間)の検測を行っていました。
そんなドクターイエローの人気ぶりは凄まじく…
引退が発表されたドクターイエローですが、人気は増すばかりです。2023年8月、JR東海史上初めて子ども向けの体験乗車イベントを開催したところ、募集定員300人のところ、応募が殺到し、倍率は約190倍になりました。
出典;YAHOO!JAPANニュースより引用
昨年行われた体験乗車イベントでは190倍にも及ぶ倍率となりました!
ドクターイエローの引退理由は?
JR東海は2025年1月に引退、JR西日本は2027年以降をめどにドクターイエローは引退すると発表しました。
引退の理由は老朽化ということです。
T4編成に関しては2001年に運用が開始されてから、2024年現在で20年以上もの期間にわたって新幹線の安全な走行を見守ってきました。
惜しまれながらも引退となるドクターイエロー、引退に際してはイベントの開催や企画商品の販売なども多数用意されているということです。
どれも大人気になることが予想されますね!
ドクターイエローはどこで目撃できる?
ドクターイエローは見ると幸せが訪れると言われて人気がありますが、その理由は以下のとおりです。
ドクターイエローは▼一般客の乗車ができないこと、▼運行ダイヤは非公表のため、なかなか目にする機会がないことから“見ると幸せが訪れる?”といわれ、大変人気があります。
出典;YAHOO!JAPANニュースより引用
なかなかお目にかかれないということも人気の理由ですが、実は見られる頻度は決まっているそう!
- のぞみダイヤ:1ヶ月に3回、のぞみの停車駅
- こだまダイヤ:2ヶ月に1回、新幹線の各駅
安全確認を行うための新幹線という性質からも、運行ダイヤは非公開ですが定期的に走行されています。
また経路は東京駅を出発して当日に博多駅に到着。翌日に博多駅を出発し、東京駅に戻ってくるというルート。
つまり、下りの目撃情報があった翌日も運行されることから確実に見られるということになります!
何番ホームに入場するかは事前に知ることができませんが、電光掲示板に「回送」と出ている場合、ドクターイエローの可能性が高いと言われています!
ドクターイエロー引退に対する世間の声
最後にドクターイエロー引退に対する世間の声について見ていきましょう。
10年くらい前、母が亡くなって一月も経たないのに、義実家のお正月行事をする為通っていた時、ドクターイエローを見ました。1時間近く走る道路が新幹線の線路下を縫うように走っていて、瞬間黄色の新幹線?と思い、これはもしやドクターイエローと気付きました。人に話した事はありませんが、あれ以来、見たという幸運に励まされて義両親も見送りました。私のように密かに励まされた人も多いのではないでしょうか 勤めを終えるその日まで、点検は勿論、走るのを見たと言うだけで人を励まし続けてほしいです
子供だけではなく大人にも人気のある新幹線なだけに残念です。 駅の放送でドクターイエローが入線しますと伝えてくれる駅員もいて、みんなでワクワクする新幹線だと感じます。 「見ると幸せになる黄色い新幹線」 この愛称はぜひ次世代にも継承してもらいたいです。
ドクターイエローの引退は残念で悲しいです。ベースが現行のN700系列の一つ前の700系ですから、老朽化かつ修繕用の部品の関係もあって引退させざるを得ないのでしょう。スペースの関係もあるでしょうが、名古屋のリニア鉄道館や京都の京都鉄道博物館に展示したら良いのではないでしょうか。展示されたならば是非行きたいですね。
ドクターイエローは多くの人にとって特別な存在になっているのですね。
小さな子どもから大人まで幅広い年代に愛されるドクターイエローは多くの人にワクワクを届けてくれた存在であることも分かります。
まとめ
本記事では「新幹線のお医者さん」と呼ばれ、小さい子どもから大人にまで親しまれている「ドクターイエロー」が引退する件についてまとめていきました。
惜しまれつつも引退となったドクターイエロー、今後は引退に向けてイベントや企画商品の販売なども予定されています。
どれも人気となることが予想されるので、情報が分かり次第紹介していきます!