パリオリンピックのボクシング女子にXY染色体を持つトランスジェンダーのイマネ・ケリフ選手が出場し、開始46秒で相手選手を棄権させたとした話題になっています。
日本のSNSもトレンド入りするなどして批判の声が集まっていますが、海外の反応についても気になります。
本記事ではパリオリンピックのボクシング女子にXY染色体を持つトランスジェンダー選手出場に対する海外の反応をまとめていきました。
パリ五輪ボクシング女子にトランスジェンダーの選手が出場
パリ五輪ボクシング女子にトランスジェンダーのイマネ・ケリフ選手が出場し。
開始46秒で相手選手のアンジェラ・カリニ選手が棄権したことで話題となりました。
その試合の様子がこちら。
試合前にはアンジェラ・カリニ選手のコーチは危険だから戦わないで欲しいとも伝えていたようです。
SNSでは、
- なぜトランスジェンダーの選手がボクシング女子の試合に出場しているのか
- 体格も明らかに違いすぎて危険すぎる
- フェアじゃない、棄権した選手が気の毒すぎる
などと炎上しています。
パリ五輪の性別騒動女子ボクサーに対する海外の反応は？
パリ五輪の性別騒動女子ボクサーに対する海外の反応をみていきましょう！
Showing one punch and not the full 46 seconds is creating a shit narrative that she gave up after 5 seconds which is not what happened.
46秒丸々見せずにワンパンチを見せることは、彼女が5秒後にギブアップしたというクソみたいな物語を作り出しているが、それは起こったことではない。
Isn’t there weight groups in fighting? If she seems so much bigger to the other fighter?
格闘技には体重別の階級があるんじゃないの？他のファイターにとって彼女がとても大きく見えるとしたら？
A man punching a woman in front of the world. Match lasted 45 secs before she abandoned with a suspected broken nose.
世界の前で女性を殴る男性。試合は45秒続き、彼女は鼻の骨折の疑いで棄権した。
Female boxer QUITS Olympic bout against biologically male opponent and breaks down in floods of tears after brutal 46 seconds.
女性ボクサーが生物学的に男性の相手とのオリンピックの試合を中止し、残酷な46秒後に大粒の涙を流して泣き崩れる。
This woman, Angela Carini, is crying because her dream of winning a medal for her late father was destroyed in 46 seconds.
この女性、アンジェラ・カリーニさんは、亡くなった父親のためにメダルを獲得するという夢が46秒で打ち砕かれ、泣いています。
This isn’t sport. This is ABUSE. The IOC’s inexcusable decision to let a man beat on a woman will go down in history as the greatest injustice in sport.
これはスポーツではありません。これは虐待です。男性が女性を殴らせるというIOCの許しがたい決定は、スポーツ界における最大の不正義として歴史に残るだろう。
様々な意見が見られていますが、その多くは批判的なコメントばかりでした。
まとめ
本記事ではパリオリンピックのボクシング女子にXY染色体を持つトランスジェンダー選手出場に対する海外の反応をまとめていきました。
イマネ・ケリフ選手や台湾のトランスジェンダー選手であるリン・ユーチン選手はアンドロゲン不応症疾患によりにXY染色体を持っています。
そのような選手が今後どのような形で競技に参加していくのかについては公平性という観点からしっかり話し合われていくと考えられます。
世界中で今後も議論が続いていきそうですね。